サザエさんの視聴率が低迷している!?

サザエさん

サザエさんの視聴率が低迷しているという記事を見つけたので紹介します。簡単にサザエさんのことを紹介すると放送開始から今年で48年目となる長寿番組。フジテレビの看板番組として、最盛期には視聴率が40%近くあり、8年前でも平均で20%も獲る番組でした。

しかし、3年ほど前から15%を割り込むようになり、16年度に入ると13%に届かなくなった。今年5月22日の放送が7.7%、7月3日9.9%、8月14日8.2%と、一桁に留まることも。

このことが、サザエさん離れが起こっていると騒がれる原因となったようです。

なぜ視聴率が下がっているのか?

なぜ視聴率が下がっているかについて書かれている記事で多いのは3世代同居の大家族が「時代錯誤」、「心理的な共感を得られない」からなどというものが多いようです。

しかし、大家族に違和感があるならとうの昔に人気がなくなっているでしょうし、共感が得られないというのも初めから共感して見ていたという気もしません。

データニュース社が毎日3000人のテレビ視聴動向を追う『テレビウッチャー』で過去5年ほどを追ってみると興味深いデータがあり、視聴率は右肩下がりだが、録画をする人の数は5年間ほとんど変化がないようです。

これは絶対に見たいと思っている人の数は変わっていないということで、テレビをなんとなくつけて見るという人が減っているという見方も出来るのではないでしょうか。

惰性でテレビを見る人が減った結果

昔は家に帰ってきたら、とりあえずテレビをつけてザッピングということをしていましたが、最近していないなということに気付きます。TVで話題になったと聞けば、あとで動画サイトで確認しますし、TVをつけている時間が圧倒的に減っているのかなと思います。

また、個人の感想ですが、今年に限れば笑点の司会者が交代し、視聴率が上がっていてその後のバンキシャをそのまま見ている人が多くなり、熊本の震災やテロなどの大きなニュースが続き(年齢のせいもあるかもしれませんが)、TVは報道番組を見ていることが多いのかもしれません。

TVアニメで10%以上の視聴率が獲れるのは今でも凄いことのようです(クレヨンしんちゃんで8%~10%、ONE PIECE、ドラえもん、ちびまる子ちゃん、名探偵コナン、が6~10%)。

サザエさんの視聴率が下がっているというより、テレビ全体の視聴率が下がっているとみるのが正しいのかもしれませんね。

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