鍾乳洞とは
鍾乳洞(しょうにゅうどう)又は石灰洞(せっかいどう)とは、石灰岩が長年、地表水、地下水などによって侵食(溶食)されてできた洞窟で、石灰岩地帯に出来ます。岡山は石灰の産地なので満奇洞の他に井倉洞(新見市)もあります。因みに、鍾乳石の成長する速度は、1cm成長するのに約70年、石筍は約130年程度かかるのだそう。
岡山県にある鍾乳洞、満奇洞
岡山県指定天然記念物にもなっている鍾乳洞の満奇洞(まきどう)。全長約450mで奥には地底湖が広がっています。
満奇洞の由来は歌人与謝野晶子が、 「奇に満ちた洞」 と詠んだことから、満奇洞といわれるようになったようです。満奇洞観光ドライブインに車を停めて徒歩3分で満奇洞の入り口に到着します。ここは、横溝正史監督の映画として有名な「八つ墓村」のロケ地にもなったことで有名です。
中にある温度計は13~15℃を指していました。この温度は夏場だとひんやり、冬場だと温かく感じる温度だそうです。
鍾乳洞の中をライトアップしていて、緑の他に赤色も幻想的で綺麗でした。夏場の方が涼みに来る観光客で多いそうですが、周りの山々の紅葉を楽しめる秋に出かけるのも楽しいと思います。ご飯は少し足を延ばして高梁(たかはし)市のご当地B級グルメのインディアントマトやきそばなんかがおススメです。
満奇洞へのアクセス
住所 : 新見市豊永赤馬2276-2
アクセス : 中国自動車道 北房ICから車で約20分、中国自動車道 新見ICから車で約30分
営業時間 : 8:30〜17:00(入洞受付16:30)
駐車場 : あり
料金 : 大人 1000円、中学生 800円、小学生 500円、小学生未満 無料
ホームページ:http://www.city.niimi.okayama.jp/docs/2012030600295/