元々、そこまで信心深い方ではありませんでしたが、出雲大社に夏休みで訪れてから色々神様などの話題に興味を持つようになりました。そこで盛り塩について興味を持ったので調べてみました。
盛り塩にはどんな意味がある?
盛り塩の意味については2つほどの説があるようです。まずは厄除け・魔除けの意味でこれは神事や仏事から一般的に広まったとされています。仏事では葬儀の後やお墓参りの後に塩を身体にまいたり、塩を踏んだりというのに使われたりします。
もう一つは中国故事に由来し、今から1300年前の晋代に、武帝という王が、後宮にいる女性を訪ねる際に、自分で選ぶことができませんでした。今晩のしとねの宿を、羊車の羊に任せるということにした際、胡国出身の後宮に、胡貴嬪という女性が居り、羊の好きな竹の葉に塩水をかけ、自宅門前に置き、武帝を招き寄せて寵愛を独り占めしたというということから、人を引き寄せる縁起担ぎという意味です。
盛り塩の作り方はどうすればいい??
まず、盛り塩をきれいな円錐にするための器を作ります。クッキングペーパーを使うとやりやすいです。理由は他の紙では、塩が紙に付いて、円錐の形が崩れてしまうので適していません。
まず、クッキングペーパーに、直径7センチ程度の丸皿を押し当ててえんぴつで円を書きます。ハサミで切って、真ん丸の形にし、真ん丸に切ったクッキングペーパーを半分に折って、折り目を付けて、その折り目に沿って半分に切ります。半分に切ったクッキングペーパーを使い、丸めて円錐の形にして、テープで止めます。セロテープだと止めにくいので布テープの方がやりやすいかもしれません。
塩に数滴の水を垂らし、よく混ぜてシャリシャリした感じになればOKです。これを先ほどのクッキングペーパーに詰めていき、詰めたらお皿をかぶせてからひっくり返します。これで綺麗な盛り塩が作れます。
盛り塩の置き場所と交換頻度について
さて作ったら、肝心の置き場所です。置く場所は部屋の四隅、もしくは敷地の四隅に置いておくのが良いとのことです。ちなみに1皿あたり10g前後の塩の量がベストのようです。
次に盛り塩の交換頻度ですが、悪い気を吸ってくれるので、ほこりをかぶるくらい放置するとかえって逆効果のようです。長くても半月に1度は交換した方が良いみたいです。そして、使用した塩ですが、邪気を吸った塩ですのでもったいないのですが、キッチンなどで流してしまうのが良いようです。
以上が盛り塩をする際の基礎知識です。株を生業にしているので早速作ってみましたよ。