サラリーマン時代と違うなと思う点は目がかなり疲れることです。外回りをしていたせいか、パソコンの前で作業するのは1日長くても4時間程度だったのですが今は平均8~9時間。
視力が徐々に落ちてきているなと感じたので簡単に出来る視力回復の方法がないかなと思って調べたものをまとめてみました。
視力回復には3種の方法が考えられます。
・目の周りの血流を良くする
・毛様体筋のトレーニングを行う
・外眼筋のトレーニングを行う
目も身体の一部なので血流が悪くなると、不具合が起こります。血流をよくしつつ、普段使わなくなった眼筋を使うことで疲れにくくなったり、視力回復効果が期待できます。
目の血流をよくするには?
私のように目の酷使によって起こる視力低下は目の周辺の血流を良くすると改善できます。即効性のある方法も多く、効果はすぐに表れ、継続すると近視の進行を止める効果もあります。主に2つの方法を紹介します。
・温感回復法
タオルを水で濡らし、軽く絞って1分程度過熱して蒸しタオルにします。それをまぶたの上に5分程度のせます。やった後は目がすっきり、血流が良くなります。
次に手のひらをこすり合わせ、温かくなったところで目をつぶり瞼に優しくあてると血の巡りがよくなります。
・まばたき回復法
目を開けたり閉じたりする時に使う「眼輪筋」を強いまばたきをすることで刺激し、目の周りや眼球内の血液の流れを良くします。ポイントは顔全体を動かすイメージで目を閉じて5秒、開けて5秒を30秒間繰り返して行います。これを朝昼晩3回3セット行います。
目の周りのツボを刺激する
目の周りはたくさんのツボがあります。親指以外の4本で瞼を覆うように軽く5回押します。同じく四本指で眉毛の部分を5回、目の下のくぼんだ所を5回ずつ軽く押して、最後にこめかみを強めに押します。これを1日朝昼晩の3回1セットずつ行うと血流が良くなるとのことです。
これは眼病の予防にもなるので毎日すると良いようです。
毛様体筋を鍛える
物が見える原理は、毛様体筋によって水晶体が薄くなったり厚くなったりするためで、近視は毛様体筋が常に緊張して、調節が上手くできていない状態です。ですので、毛様体筋を鍛えてることは、目の調節機能を取り戻すことになります。毛様体筋のトレーニングも2種類あります。
・遠近体操法
近くの点と、遠くの点を決めて近くの点を3秒見つめる。その後すぐにパッと切り替えて遠くの点を5秒間見つめます。これを2、3回繰り返します。ポイントは、遠くを近くより長く見つめることです。遠くを見た時は近くより焦点が合いにくいので、ピントが合うまで見つめます。毛様体筋がほぐれてくると焦点の切り替えが速く出来るようになります。
・遠方凝視法
部屋にあるカレンダーの文字等の自分が少しぼやけて見えるなというものを一点選び、両目で10~20秒見つめます。ポイントは見ようと意識して見ることです。これは脳が見えないという認識しているのを解放することで見えるようにするためのようです。トレーニング中は瞬きを忘れないように気を付けた方が良いようです。
外眼筋を鍛える
外眼筋は、眼球を様々な方向に動かすための筋肉です。外眼筋を強くすれば、目の周囲の血行が常に良くなります。そうすると目が疲れにくくなり、近視の改善や眼病予防の効果も期待できます。毛様体筋も2種類のトレーニングを紹介します。
・コリをほぐす
ぎゅっと目をつぶり、開けると同時に目だけで上を10秒見つめます。その後、また目をつぶり、開けて下を見て、目をつぶり、あけて右、目をつぶり、開けて左と10秒ずつ行います。
・指の動きを追う
人さじ指をたて、8の字をえがき、目だけで指の動きを追うのを3回行います。その後手を伸ばし、人差し指を鼻の頭まで手を動かしてくる。これも3回行います。
まとめ
目の疲れや視力低下も目の眼筋が衰えているので起こるので鍛えれば疲れにくくもなります。また、ブルベリーに含まれるアントシアニンを補給することで目の疲労感や目の痛み、ちらつきの改善、視力の改善、識別反応の改善などが研究によって報告されているようです。
身体の筋肉を鍛える時にプロテインでたんぱく質を摂取すると良いのと似ていますね。鍛えることと補給することで目を大事に使いたいですね。